数日前、私は「Python初学者がタートルグラフィックスを使ってPythonを学べる本」を買いました。 その本のタイトル は “Learn Python 3: A Beginners Guide using Turtle Interactive Graphics”。 この本の説明は丁寧なので、プログラミング初心者も安心して読めます。独学も可能でしょう。 ただし、英語で書かれています。電子書籍です。
タートルグラフィックスとは、「絵を描くための“プログラムの部品”」みたいな物です。 プログラム言語Python と タートルグラフィックス( turtleモジュール ) を使えば、プログラミングをしながら、お絵かきができます。 turtleモジュール は Pythonの標準ライブラリ です
目次
この本に収録されているプログラムの一部を紹介
Pythonについての基本的な説明もある
この本は「整数や小数の計算」「forループ(for loop)」 「whileループ(while loop)」「リスト(list)」 「辞書(dictionary)」「条件分岐(if)」 など、プログラミングの基本を丁寧に説明しています。
もちろん、絵の描き方についても詳しく説明しています。
難易度は易しく、説明が丁寧
私がPythonを学習し始めてから、2ヶ月半くらい経ちました。 参考書を買わずに自分のペースで学習を続けましたが、 プログラミングの技術は少しずつ上達していると思います。
私はこの本に書かれている内容の3~4割くらいをすでに理解してたと思います。 でも、参考書を使わずに学習してたので欠落してるタートルグラフィックスの基礎知識がぽつぽつありました。
だから、ちゃんとした入門書を読むのは悪くない気がします。 英語の学習にも使えるので、まあいいかと思いました。
タートルグラッフィクスは子供がプログラミングを始めるのに適している学習素材
「Pythonとタートルグラッフィクスグラフィックス」 という組み合わせは、プログラミング初学者と相性が良いと思います。
タートルグラッフィクスのドキュメントによると、 「タートルグラフィックスは子供にプログラミングを紹介するのによく使われる」らしいです。 海外の話だと思います。
「英語版のタートルグラッフィクスの入門書」 はいくつか存在しますが、 日本語版 は殆ど存在しません。
多くの日本人はタートルグラッフィクスを知らないのかもしれません。 それはgoogle検索した結果にも現れています。
- 「turtle graphics」 約 84,900,000 件
- 「turtle graphics kids」 約 41,200,000 件
- 「タートルグラフィックス」約 207,000 件
- 「タートルグラフィックス 子供」 約 105,000 件
※google検索 2018/06/11時点
念のため言っておきますが、「Python」 や 「タートルグラッフィクス」 は 無料 です。 「Python」 や 「タートルグラッフィクス」に限らず、今の時代、一人で学習するコストは全然かかりません。 高級なサポートを要求しないならの話。 英会話教室などはそこそこお金がかかりますが。
この本では物足りない人に edx「Python入門コース」を勧めます
私はこの本の内容で物足りない人に edX の「Python入門コース」 (MITの授業) を勧めます 。
edx は ハーバード大学 や マサチューセッツ工科大学(MIT) などの授業を無料で見れるサイトです。 もちろん、使用されてる言語は英語ですが、動画には英語字幕がついてるので、 リスニングが苦手であっても、心配する必要はあまりないです。
基礎から高度な内容まで、直感的に分かりやすく丁寧に説明されてるので、 英語とプログラミング に興味ある人におすすめです。
特に理工系の学生はPythonをマスターしたほうがいいと思います
Python は 実用的で便利
プログラミング言語はシステム開発するような人にとって必要でしょうが、それ以外の人にとって、 あまり必要ないかもしれません。 でも、Pythonはその例外だと思います。
Pythonはプログラミング言語ですが、C++やJavaのようなプログラミング言語ほど堅苦しい感じがしません。 Pythonのコードは他の言語と比べ短くてすっきりしています。
それに、Pythonのライブラリやモジュールはとても充実してるので、グラフを描いたり、行列やベクトルの計算したりできます。 わりと簡単に。学生にとって実用的です。言うまでもなく、お絵かきはできますし、結構いろんな事ができます。 turtle graphic 3D 版が使えたらもっと良いです。
「プログラミングの基礎」は 基礎教養 になっていくかもしれない
いろんな国がプログラミングを学習科目に取り入れてます。 特に、イギリス、エストニア、インドがプログラミング教育に力を入れてるような気がします。 「Python」 「Java」「C++」 が教育界で人気のプログラミング言語のようです( 「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」2015/03 より) 。
だから、少なからず 将来の若い世代は 「Pythonの基礎」 を理解してる、 みたいな感じになるのではないでしょうか。 「新しい教育を受けた次世代」に追い抜かれたくなければ、 今のうちにプログラミングの学習をしたほうがよいと思います。
先端技術が進歩すると、「それを理解する前提となる基礎知識」 は 「基礎的な教養」 と位置づけられる気がします。 AIやディープラーニングの全盛期になると、 「プログラムの基礎」 は 「高校の物理」 と同じくらい重要な選択科目になるかもしれません。
電子書籍のすすめ
電子書籍は割引されてる事が多いので、紙の書籍を買うよりお得です。 電子書籍の値段が20%オフされてる事は全然珍しくないです。 初回利用者限定で50%オフしてるサイトもあります。
- 【DMM.com 電子書籍】 (さっきみたら初回限定50%オフやってた)
- 【ひかりTVブック(電子書籍)】
洋書を買うとしたら amazon Kindleストア で買います。
私が寝る前に読む本は紙。それ以外の本は電子書籍です。 寝る直前にパソコンやスマホを見てると、睡眠が浅くなるらしいので。
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